病院の待ち時間短く イライラ解消
☆★☆日本経済新聞2009年11月8日朝刊27面★☆★
なかなか順番が回らずイライラのもとになる長い待ち時間。
患者の不満を軽減しようと改善に取り組む病院や薬局も増えてきたが、その背景には大病院の構造的な問題も未だ横たわっている。
毎度おなじみめんそ~れ親父です。
職業柄怪我が多いおいら達は病院のお世話になることも多い。
でもちょっとした怪我だと「大丈夫だろう。」という思いと共に「病院はめんどくさい。」と敬遠してしまい、のちのち大きな怪我につながることもある。
もちろんめんどくさがるのも良くないんだけど、そう思わせる原因が何かっていうと長い待ち時間だったりする。
この記事にあるグラフによると大病院の欄を見ると患者の六割以上が待ち時間30分以上となっている。
おいらは最近手の骨を折った。
というか今も折れているんだけど。
で、病院に行って診察までに30分以上、お医者さんに診てもらうのは3分、そしてまた待ってレントゲン、撮った後はまたまた待って診察。。。
当たり前の流れだけども最初の30分がいらないんじゃないかなと思ってしまう。
でもお医者さんはおいらの手の状況なんて知らないし、レントゲンが必要かもわからない。
それにおいらの診察までサボってるわけもなくずっと患者さんの診察をしている。
誰が悪いわけでもないけれど、この短縮時間はどうしようもないのか?
という状況で活躍されているのが、医療コンシェルジュという職業の方々らしい。
コンシェルジュという言葉、何となくは聞いたことがあったけど、詳しくは知らなかった。
調べてみると、ホテルや駅、デパートなどの様々な施設で顧客の要望に応える職務のプロの方々がそう呼ばれているとか。
病院においては医療コンシェルジュが各地の診療所の紹介患者を医師や診療科に振り分けることで効率化を図っている。
日本医療コンシェルジュ研究所の調査によると、通常67.1分だった待ち時間が医療コンシェルジュに手続きを代行させた場合7.2分に短縮されたという。
待ち時間に関しての工夫をしていない病院はないと思うけれど、これからの高齢化社会で診る側の人手不足、患者の増加が見込まれる中で今一歩進んだプロの手による効率化が進めていくべきかもしれない。
沖縄も長寿県を謳うのであればそういった施策を進めていくのも重要だ。
長すぎる病院の待ち時間を
カットパイン!!
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