「大翔」3年連続 「陽菜」2年連続

日経×沖縄プロレス

2009年12月26日 11:45

☆★☆日本経済新聞2009年12月22日朝刊34面★☆★

明治安田生命の赤ちゃんの名前調査の結果によると、男子は「大翔」が3年連続、女子は「陽菜」が2年連続トップになった。
男女ともに同じ名前の組み合わせがトップになるのは19年振りという。
上位には「翔」や「美」という字を使った名前が目立った。

はいさい、めんそ~れ親父です。
赤ちゃんの名前ランキングとか今年一年を表す漢字ランキングをニュースで見かけると、あぁ年の瀬だなぁと感じるよね。

名前ってとっても大事。
なんたってその人が一生の中で一番多く耳にする言葉なんだから。


最近おいらが目にしたニュースでこんな記事があった。
イギリス人女性の話。
結婚するまでは普通のメアリーさんだったのが、苗字がクリスマスさんという男性と結婚したため名前がメアリー・クリスマスになってしまい、日常生活でたびたび困ったことがあるというニュース。

昔子供に「悪魔」って名前をつけようとした親がいて騒がれたけど、ほんとに子供のことを思っていたら絶対つけられないと思う。
そんなのデーモン小暮だって許さないはず。
めでたいメアリー・クリスマスさんの名前でもトラブル続きで大変な思いをしているのに、「悪魔」なんて名前をつけたらどんなことになるのか。。。

人と名前が切り離せないだけに名前と文化、歴史との関係もとても密着している。
国によって名前と姓だけでなく、ミドルネームがだったり両親の姓がだったり、その国の宗教や歴史が詰まっていてとても奥が深い。
日本だけをとってみても時代時代の法律によって明らかに違う。
沖縄でも第一尚氏王統が成立するまでは姓は無かったと見られている。
現在の沖縄の苗字や地名がすごく独特なのも色んな歴史があるから、興味がある人は是非調べてみてね。

もちろん海外に目を向けると姓や名前の種類もさらに多種多様で、ドイツでは今までにある名前しか付けちゃ駄目!とか、ベトナムでは最も多い3つの姓が全人口の90%を占めてたりとこちらも調べていくととっても面白い。
金さんが多いお隣韓国では「ソウルで金さんを探す」という言葉が無駄な努力の例えになっているとか。
明治安田生命のホームページを見てみると生まれ年別名前ベスト10というページがあった。
大正元年からの名前がズラーッと並んでいるけど、やっぱり最近は読めない名前が多い!
これは全く悪いことだとは思わないけど、読みづらいのよりは独特でも読みやすいのにしてあげたほうが親切かなぁとは思う。
そして「翔」。
この字は人気があるなぁ。
やっぱり子どもには高くはばたいてもらいたいもんね。
08、09年と一位は男子が「大翔」、女子は「陽菜」ということだったけれど、05年もこの組み合わせが一位だった。
名前も数年ごとの流行があるよね。

戦時中は「勝」、「勇」、「勲」といった名前が多いのも子どもの名前にその子本人だけでなく日本の未来への思いも託して名付けたのかなと思ってしまう。

それとこのページを見ていて笑ってしまったのは、男子の一位で1912年が「正一」、1913年が「正二」、1914年が「正三」だったこと。
日本が特にこの三年間は年子ブームだったのかな?

来年はどんな名前がランクインするのかな?
今年はゴルフの石川遼選手が活躍したから「遼」という名前が増えたらしいから、来年は「親父」かな?

その子の未来を決めかねない名前選び。
お父さん、お母さんは慎重に。。
間違えても息子に「親父」なんて名前はつけないように!
意味のわからない名前には パインプリティッチョ!!
関連記事